登山

【韓国岳】霧島連山最高峰を大浪池ルートで登山

宮崎県と鹿児島県にまたがる韓国岳に登山に行ってきました。

日本百名山の霧島山に登山する予定でしたが、霧島山は韓国岳や新燃岳などの霧島連山の総称を霧島山と呼ばれているそうです。

今回は、霧島山の百名山のに選ばれている韓国岳を登ります。「かんこくたけ!?」と読むと思ってましたが「からくにだけ」でした。韓国岳は霧島連山の最高峰でもあり、標高1,700mあります。現在、霧島連山の新燃岳や中岳などは火山活動が活発で入山できない山もありますが韓国岳は登山することができます。


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韓国岳登山ルート

行き
大浪池登山口(9:15)大浪池(9:55)韓国岳避難小屋(10:50)韓国岳山頂(12:00)

帰り
韓国岳山頂(13:00)韓国岳避難小屋(13:40)大浪池(14:30)大浪池登山口(15:10)

活動時間:5時間55分(休憩時間120分)

韓国岳の登山ルートはいくつかありますが、今回は大浪池登山口から登ります。

登山口から大浪池を西回りして韓国岳山頂を目指します。帰りは山頂から大浪池を東回りして登山口に戻るルートで下山しました。大浪池は西回りと東回りとルートがありますが、どっちを通っても韓国岳避難小屋に合流するので好きな方に向かってください。行きと帰りで大浪池を半周ずつ周り、大浪池を一周することができます。

大浪池登山口情報

所在地
鹿児島県霧島市牧園町高千穂
駐車場
無料
※10数台止められる駐車スペースがあり。止められない車は路肩に止めてありました。
トイレ
登山口にあり。登山道、山頂にはトイレはありません。
アクセス
国道223号~県道104号~県道1号
備考
バス停もあり、バスでのアクセスも可能ですが本数も少ないので車でのアクセスが一般的です。

大浪池登山口

▲大浪池登山口
駐車場には車、10台近くは止められますが、大浪池登山口から登山する人も多いため駐車場不足です。私は平日の朝8時頃に登山口に到着し、ギリギリ駐車場に止められましたが、私の後に来た登山者は路肩に止めたりしていました。大浪登山口からは、登山者だけでなく、大浪池を見に来るもいら人もいらっしゃいました。

韓国岳の登山口は何カ所かあり、えびの高原ビジターセンターもあるのでここから韓国岳に向かうか悩みましたが、

駐車場代500円かかるので、ビジターセンターから近い大浪池登山口から登山することにしました。

駐車場から登山口は歩いてすぐそばにあります。トイレ、バス停もあるので登山口の設備としては申し分ありません。

大浪池登山口から大浪池西回りルートで韓国岳山頂へ

登山口から大浪池まで舗装された道が続きます。こんなに整備された登山道はなかなかないと思ってしまうほど整備されており、大浪池までスムーズに進みました。

大浪池

▲大浪池
登山口から40分程で大浪池に到着。火口に水が溜まってできた神秘的な池です。
大浪池を西回りか東回りで半周して韓国岳避難小屋を目指します。どっち周りでも特に時間は変りません。個人的に眺望は東回りの方が良かったと思います。

太陽の位置で逆光にならないようにコースを考えるといいかもしれません。

とりあえず、行きは西回りで向かうことに。

韓国岳を正面に見ながら向かっていきます。この道は大浪池の火口をぐるっと回っていますが、樹林帯の道です。所々開けているところがあり、周りの山々や大浪池を眺めながら進んでいきました。火口周りなので傾斜はほぼ平らな道ですが道幅は狭く若干滑る道のりでした。

韓国岳避難小屋

▲韓国岳避難小屋
火口周りを1時間ほど歩いて韓国岳避難小屋に到着。池を半周しただけですが思ったより遠く感じました。

小屋の中は特に何もありませんが、自由に使って大丈夫です。ここから韓国岳へと登っていきます。本格的な登りです。って言っても危険箇所もなく、登りやすかったです。

この辺の道もよく整備されていますが、所々木道がぐらついてる箇所もあるので注意してください。ただ、階段の段差は少し高さがあるのでこれまでのペースで進んでいくと息があがりました。

山頂に近づくにつれガレ場になります。
歩きにくいところには木道が整備されています。本当によく整備された登山道です。

標高が上がってくると大浪池の全体も見えてきます。思った以上に大きい池だったとわかります。火口周りが思ったより時間がかかったわけも理解しました。
綺麗な円になっており、神秘的です。

韓国岳山頂
▲韓国岳山頂
登山スタートして3時間弱で韓国岳山頂に到着しました。
韓国岳避難小屋から「まだ結構な距離あるな~」って思ってましたが1時間弱で着きました。
整備された登山道だけあって、韓国岳の石碑も立派です。

韓国岳の石碑の後ろにこんな世界が広がってました。

山頂まで登らないと見えない光景です。こんなところにも巨大な火口がありました。
高さ100mはありそうで近くまで行くと足がすくみます。しかも山頂は強風でスリル満点ってより危険です。

山頂からは、巨大な火口と大浪池、新燃岳など見えました。360°開けていますが、山頂でのんびりしている間に周りがガスってきて写真を撮り損ねました。。

韓国岳山頂から大浪池東回りで下山

十分に山頂で休憩したので下山します。避難小屋まで来た道をそのまま戻ります。

上から見ると木道が綺麗だったので1枚。登ってきたときはなんとも思いませんでしたが上から見下ろすとS字のような道のりに見えます。

下山ルートは登りと一緒ですが、避難小屋から大浪池を東回りで半周します。

行きの西回りと似たような道ですが、若干東回りの方が傾斜が急なところがありますが、東回りの方が景色が綺麗に感じました。これで行きと帰りで大浪池も一周することができました。

東回りからだと、日本二百名山の高千穂峰も見ることもできます。
面白そうな山の形をしています。

韓国岳登った感想

韓国岳もいい山でした。整備がしっかりされており登山初心者でも登ることもできますし、危険箇所もありませんでした。

火口周りを登りと下山で一周できるってところも大浪池ルートの良さです。山頂からの景色は登りながらみた景色とあまり変わりませんでしたが、迫力満点の巨大な火口は山頂からしか見ることができません。

現在活火山が活発な新燃岳も近くで見ることもできたり、山頂に巨大な火口があったりと自然の凄まじさを体感することもできる山だと思いました。


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trissaaan
介護職をしながら旅に出るブログ。介護についてや旅先の情報を発信しています。