登山

【根子岳】ギザギザが特徴の山を大戸尾根ルートで登山

根子岳

熊本県阿蘇郡高森町にあるギザギザの山、根子岳に登山に行ってきました。阿蘇五岳のひとつでもある根子岳は、標高1408m(東峰)あります。

天狗峰まで行きたかったのですが崩壊が進んでおり、現在は登る事が出来ないらしいので東峰まで登ることにしました。


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根子岳登山ルート

活動時間:2時間50分(休憩40分)

今回は大戸屋尾根ルートで根子岳東峰を目指します。

現在の根子岳登山のスタンダードなルートです。大戸尾根登山口から東峰まで向かい、同じルートで下山します。

1時間半程で山頂まで行くことができ、東峰まで一本道なので迷うことはないと思いますが、大戸尾根の崩壊が進んでいるので気を付けてください。
また、傾斜が急な所が多く、滑る箇所が多々あります。特に下山時は転倒の可能性大です。気を付けていても転んでしまいます。

大戸尾根登山口情報

所在地
熊本県阿蘇郡高森町上色見
駐車場
無料あり。
※20台程駐車可能ですが駐車する場所によっては少し大きめの石が転がっている場所に止めることになるので車を傷める可能性あり。
トイレ
なし

大戸尾根登山口入り口

県道39号沿いに少し見えにくいですが大戸尾根登山道の標識があります。
車で走っていると標識が分かりにくく、素通りしてしまいました。
初めて行く人だと、この先に登山口があるのか半信半疑になってしまう入り口ですが看板通りに進めば大戸尾根登山口に辿り着けます。

大戸尾根登山口

▲大戸尾根登山口駐車場
多くの登山者が訪れるので駐車場もけっこう埋まっていました。
登山口の下の方は舗装された道に駐車できますが、上の方は少し大きめの砂利に車を止めなければなりません。

昼前に到着しましたが、舗装された駐車場はいっぱいでした。砂利がひどいところしか空いてませんでした。しかも、ギリギリ1台止められるスペースのみ。

ここは地元の方が用意してくださった駐車場です。トイレなどはなく駐車スペースのみになります。

登山口のすぐそばには牧場があり、牛さんを見ることもできます。
のどかな光景を見ながら登山スタートです。

大戸尾根登山口~根子岳東峰の道のり

駐車場から舗装された道を少し歩くとゲート設置されています。
このゲートを開けて登山道を進みます。
開けたらしっかりゲートを閉めてください。

そのまま舗装された道を5分程歩くと入山ポストがあります。
その先から本格的な登山道になります。
封鎖されているように見えますが右の方から入ることができます。

登山序盤は、樹林帯の登山道が続きます。
尾根沿いを歩くので両脇からは景色も見ることができます。
傾斜が急なため、登って行くと標高が高くなっていくのも目で見てわかります。
場所によっては薄暗い場所もありました。

やせ尾根で崩壊が進んでいるので一歩一歩気を付けて進んでください。

見たからに滑りそうな道です。
そのうえ傾斜も急なので転倒の可能性大です。
傾斜が急で滑りやすいところにはロープあるので掴まって登ってください。ロープを掴んで登っても滑ります。

樹林帯を30分程進むと岩場が一カ所だけあります。
岩を登って梯子を上ります。一瞬、「ここどうやって登るんだろう?」と思いましたが矢印があるのでその通り行けば特に問題はなかったです。

山頂まで近くなると開けた道になります。
晴天で景色もよく見えます。

山頂が見えてきました。まだ距離がありそうです。
っと言っても登山開始から1時間しか経っていないないのですが、ここまで傾斜が急な山道だったので時間以上に疲労感がありました。
この先山頂までも急登な道が続きます。

▲天狗峰
山頂近くまで登るとギザギザの山の正体がわかります。遠くから見てもギザギザなのがわかるのに近くで見ると圧巻です。一番高い岩が天狗峰です。

崩壊が進んでおり、天狗峰には行くことはできません。まあ、行くことが出来たとしてもかなりの上級者でないと登るもの困難そうです。

山の麓から根子岳をみるとギザギザの高さがそこまでないような気もしていましたが近くで見ると天狗峰の大きさがはっきりわかります。まさに岩の壁です。

あの岩を登りたいと憧れをもってしまうほど惹かれてしまいます。東峰に登る途中で天狗峰の方に続く道がありますが、立入禁止の看板が立っています。

根子岳東峰山頂

▲根子岳東峰
天狗峰を見ながら根子岳東峰山頂に到着。
1時間半程で到着しました。ほとんどの登山道が傾斜が急なうえ滑りやすい山道だったので神経も使い果たしました。時間以上に体力を消耗する登り道でした。
写真に写っている手書きの根子岳東峰の標識がただ置いてあるだけなので手に持って写真を撮ることもできます。

東峰山頂周辺はそこまで広くなく標識しか置いてありませんでした。

天狗峰方面じゃないとこんな感じに見えます。天狗峰ばっかり写真を撮っていたのでこれしか他の写真がありませんでした。

山頂からの下山は来た道をただ戻るだけですが、登りより下りの方が格段に滑りやすいです。足元を見てゆっくり下山したにも関わらず、3回は滑って転びました。

根子岳登山まとめ

今回、阿蘇山を登る目的で阿蘇に訪れましたが阿蘇山が火山ガス規制のため入山できなくなり、急きょ根子岳登山に来ました。
正直、根子岳の存在は知りませんでしたが根子岳の山の形に惚れてしまいました。3時間程で登山できるうえに、山頂からの景色も良かったのでいい登山になりました。

根子岳の登山情報を調べていると現在登れないルートもありますので新しい情報を仕入れてから行った方がいいと思います。

今回登った大戸尾根ルートも崩壊が進んでいるので登れなくなるかもしれません。足元に注意するとともに、環境を壊さないように心がけて登山する必要も感じます。


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trissaaan
介護職をしながら旅に出るブログ。介護についてや旅先の情報を発信しています。