登山

見ノ越峠から百名山の剣山へ!リフト使わず剣道コースと尾根道コースで登山

次郎笈

徳島県にある日本百名山の剣山に登山に行ってきました。

剣山は同じ四国の石鎚山に次ぐ西日本で2番目に高い山ですが、初心者でも登りやすい山です。そのうえ山頂は360°開けた絶景が広がっていることから多くの登山客が訪れる人気の山でもあります。


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剣山登山ルートとタイムスケジュール

活動時間:3時間20分(休憩15分)

見ノ越峠から西島駅までリフトで行くことができますが、今回は徒歩で向かいます。
登りは西島駅から剣道コースで剣山山頂へ、帰りは尾根道コースで下山しました。

※リフトを使った場合、15分程で西島駅に辿り着けます。(リフト往復1,900円)

見ノ越峠 剣山登山口基本情報

所在地
徳島県三好市東祖谷菅生
駐車場
無料
第1,第2駐車場があり200台程駐車可能

登山口まで約100m
トイレ
あり
アクセス
徳島市より国道318~県道438号沿い
県道438号は道幅の狭いクネクネの山道で酷道です。
備考
登山口付近に飲食店、宿あり
剣山山頂付近(剣山山頂ヒュッテ)に山小屋あり、宿泊可能

見ノ越峠駐車場

見ノ越峠第一駐車場に止めて登山出発。

普段は車でいっぱいになりますが山開き前とのこともあり空いていました。
トイレがありましたが、山開き前で使いことができませんでした。

写真奥にリフト乗り場が見えますが、今回はリフトを使わないので剣山登山口方面へ。

見ノ越峠から剣山までの道のり(剣道コース)

剣山登山口

リフトを使わない場合は劔神社の境内が登山口になります。
剣山山頂まで約4000mの登山スタートです!

まずはリフトの終点の西島駅に向けて登山開始

登山口から西島駅まで樹林帯の道が続きます。
途中、リフトと交差するトンネルを通ります。山開き前なのでリフトも止まっています。

手作り感満載のトンネルがなんともいえないかわいさ。

西島駅

▲西島駅
登山口から約40分、標高は1750ⅿの西島駅に到着。
リフトを使えば15分で楽々で登れます。

西島駅からルートが分かれます。最短ルートは尾根道コースで40分で剣山頂上まで行くことができます。

今回は、剣道コースで登ります。

剣山 剣道コース入口

西島駅を背に進んだ先に見える鳥居が剣道コースの入口になります。剣山山頂まで60分のコースです。

剣道コースは樹林帯から開けた登山道になります。

大劔神社

▲大劔神社
後ろに見える御塔石(おとうせき)をご神体に祭ってある神社です。

御塔石

▲御塔石
剣道コースから少しずれますが、御塔石を下から見るとその大きさに圧倒されます。さらにこの先に御神水の湧水スポットがあるので寄ってみました。

御神水

▲剣山御神水
鳥居の横から湧き出ており、日本名水百選にも選ばれています。
湧水はキンキンに冷えてます。

登山道に戻り頂上を目指します。
御塔石の上にさらなる岩がありました。近くで見るとその大きさに圧倒されます。

山頂が見えてくると傾斜も急になります。
上に見えている建物は山小屋の雲海荘。

剣山山頂ヒュッテ

▲剣山山頂ヒュッテ(剣山本宮宝蔵石神社)
ここまで来たら山頂までもうすぐです。わたしが行ったときは冬季休業中でしたが、登山者の休憩所にも利用できるうえ、宿泊と食事も可能です。

剣山山頂ヒュッテからの景色も綺麗!
わたしが行ったときは雲海が広がっていました。
雲海の先には小豆島や瀬戸内海も眺めることができます。

ベンチがあったので少し休憩して山頂へ。

山頂まで250m。
階段を上がると景色が360°のパノラマ景色が広がります。

剣山山頂

剣山山頂

見ノ越峠出発から2時間かからないくらいで剣山山頂に到着しました。
西島駅までリフトを使えば1時間半ほどで登頂することができます。

山頂まで危険な個所もなく、そこまで苦労することなく山頂まで登ることができました。

 

山頂一帯には木道が整備されており、自然保護のため木道以外の場所は足を踏み入れないようにされています。
360°の見晴らしのいいパノラマ風景が広がっています。

次郎笈

▲次郎笈(じろうぎゅう)
剣山山頂ヒュッテ方面は雲海が広がっていましたが、次郎笈は綺麗に見えました。

剣山山頂から次郎笈まで1時間ほどで登ることもできます。

平家ノ馬場

▲平家ノ馬場
剣山山頂一帯は平家の武者たちが源氏との戦いに備えて武術や馬乗りを稽古をしていた場所と伝えており、平家ノ馬場と呼ばれています。

写真の奥に見えるアンテナはかつて剣山観測所に使われていたものです。

山頂の東側と西側にテラスが設置しており、休憩や食事はテラスでとるようにしてください。
木道は環境保全のために整備されているので木道の外には出ないでください。

尾根道コースでの下山道

下山は尾根道コースで下山します。
剣山山頂ヒュッテまで戻ります。

尾根道コースは開けている場所が多く、見晴らしのいいコースです。

大剣道コースより登山時間が短いぶん、傾斜のある山道が続きます。登山道は整備されており、歩きやすかったです。

刀掛の松

▲刀掛の松
鎖場のある行者コースと一の森の分岐点。

平家の安徳天皇が従事していた武者にここに宝剣をかけて休ませたと言われている場所です。松は枯れてしまってますが、歴史を感じれる雰囲気です。

刀掛の松から西島駅を目指し、見ノ越峠に戻って下山します。

剣山登山の感想

日本百名山の剣山はとても登りやすい山でした。危険個所もなく、登山道も整備されているので初心者でも安心して登れる山です。

そのうえ、山頂からには絶景が広がり、登山道もバリエーション豊富で見どころのあるスポットも多かったので楽しく登山することができました。

今回はリフトを使わないでの登山になりましたが、半日で行って帰ってこれました。

気軽に登山した人はリフトを使えば1時間くらいでお気軽登山もできると思いました。


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介護職をしながら旅に出るブログ。介護についてや旅先の情報を発信しています。