登山

【大台ヶ原】日出ヶ岳~正木峠~大蛇嵓 絶景が続く東大台コースで登山

正木峠

奈良県と三重県にまたがる大台ヶ原に登山に行ってきました。冬季閉鎖されていた大台ヶ原ドライブウェイが開通し、念願の大台ヶ原登山です。大台ヶ原は、日本百名山のひとつで、日本百景や日本の秘境百選にも選定されている山です。また、年間降水量が3500㎜を超える世界トップクラスの多雨地帯でもあります。

大台ヶ原は、百名山の日出ヶ岳や正木峠の立ち枯れた木や倒木の姿、断崖絶壁から眺める大蛇嵓など見どころ満載の山になっています。一つの登山コースで様々な絶景を眺められるうえ、登山道も整備されており歩きやすいことから秘境と呼ばれるくらいアクセスは良くないのに本当に大勢の登山者が訪れる大人気の山です。

大台ヶ原登山ルート

[box class=”box28″ title=”大台ヶ原東大台ルート“]大台ヶ原ビジターセンター(9:00)▷日出ヶ岳(9:30)▷正木峠(9:50)▷尾鷲辻(10:20)▷牛石ヶ原(10:30)▷大蛇嵓(10:45)▷シオカラ谷吊橋(11:45)▷大台ヶ原ビジターセンター(12:05[/box]

[box class=”box22″]活動時間:3時間05分(休憩30分)[/box]
大台ヶ原には東大台ルートと西大台ルートもありますが西大台ルートは事前に入山の申請が必要なルートになってます。なので今回は東大台ルートで登ります。このルートが大台ヶ原登山の一番スタンダードなルートになってますし、入山の申請なども必要ありません。ビジターセンターから日出ヶ岳を目指し、正木峠、大蛇嵓を通り、シオカラ谷から下山するルートです。大台ヶ原の東側を一周するルートです。

大台ヶ原ビジターセンター登山口情報

所在地
奈良県吉野郡上北山村小橡660-1
駐車場
無料。200台収容可能
トイレ
ビジターセンターにあり。登山道、山頂にはありません。
アクセス
国道146号から県道40号終点
大台ヶ原までの道のりはクネクネの山道ですがほとんどの道が2車線あり、走りやすいです。
備考
大台ヶ原ドライブウェイは冬季閉鎖があります。

大台ヶ原駐車場

200台程止められる駐車場が完備されているのに駐車料金等は無料なのでかなりありがたいです。ただし、かなり込み合うのでこれだけ駐車場があっても止められないこともよくあります。
ビジターセンターには食堂や売店、自動販売機など完備されています。
トイレもとても綺麗です。これだけ設備の整っている登山口はなかなかないと思います。登山ルートなど不安な人にはビジターセンターでレクチャーしてくれる方もいるので安心です。

大台ヶ原登山口

駐車場から登山口までは近くにあります。
ここから登山スタート。

日出ヶ岳~正木峠~大蛇嵓への道のり

今回は、山頂まで行って戻ってくるルートではなく、ビジターセンターから大台ヶ原を一周するコースです。見どころ満載の日出ヶ原、正木峠、大蛇嵓へ向かいます。

まずは、日出ヶ岳を目指します。登山口から1キロほど平坦な道が続きます。登山道も整備されておりとても歩きやすい道です。1キロ歩くと階段の登り道になります。
階段を上るとT字路になっており、日出ヶ岳山頂に向かう道と正木峠に向かう道に分かれます。分岐の間に展望台があります。

大台ヶ原展望台

展望台からの景色。日出ヶ岳山頂に登らなくてもとても綺麗な景色ですが、展望台から山頂まで300mほどで到着しますので山頂へ向かいます。山頂の方が景色は綺麗なので山頂まで登りましょう。

展望台から山頂までは整備された木の階段になっています。
ここまでは登山というよりかはハイキング感覚でした。山頂付近まで登ると展望台からは見えなかった景色も広がっています。

日出ヶ岳山頂

日出ヶ岳山頂
登山開始からわずか30分程で標高1,695m日出ヶ岳山頂に到着しました。山頂にも展望台が設けてあり、360°の景色が広がっています。
いつもの登山なら山頂まで来たらある程度は目的達成してますが、今回は正木峠と大蛇嵓も見たいので先へ向かいます。
山頂から西側には山上ヶ岳や釈迦ヶ岳など多くの山々を見渡すことができます。

日出ヶ岳山頂東側

東側からの写真。
尾鷲湾や熊野灘等の海も見渡すことができます。写真左側に見える山は日本アルプスです。富士山まで見渡せるそうですがどれが富士山なのかわかりませんでした。標高はそこまで高くないのにこれだけ遠くまで見渡せるなんて登山の醍醐味ですね。

山頂から正木峠に向かいます。
来た道を少し戻り、展望台の分岐から正木峠方向に歩きます。正木峠までの道も木道が整備されており歩きやすいです。

正木峠

正木峠に到着。
草原の中に無造作に倒れた木の光景をずっと見たくて大台ヶ原にやってきました。辺り一帯がこのような景色になっています。
しかし、このようになってしまったのは、大台ヶ原に大勢の登山者が来たことで自然が破壊されたり、カモシカが急増し木などを食べてしまったためこのような光景になってしまった背景があります。草原の中には立ち入れません。

写真ではわかりにくいのですが、草原の中に何かが通った様な道になっています。野生の動物が草原を通った獣道です。
ちなみに正木峠に到着するとベンチや展望スペースがありますが、正木ヶ原方面に少し木道を進んだところからの方が景色が綺麗だと個人的には思いました。

木道だった道から茂みの道に変わります。
ここは獣道ではありません。人がひとり通れるほどの道幅です。この先、茂みの道から少し岩がゴロゴロした道になります。

牛石ヶ原

牛石ヶ原
っと言ってもすぐに整備された道に戻りました。この辺りも見晴らしも良く気持ちいいです。大蛇嵓へ向かいます。

大蛇嵓へ向かう道は、これまでの整備された道とは違って山道になります。石がゴロゴロした道が続きます。この先には大きな岩を超える個所もあります。

大蛇嵓

大蛇嵓(だいじゃぐら)
ついに到着しました。断崖絶壁の先あるのが大蛇嵓です。周りは山々が立ち並び、大蛇嵓の周りは谷になっています。転落防止のためクサリが設置されていますが近くまで行くと足がすくむ高さです。
大蛇嵓は大台ヶ原でも一番人気の場所なのでたくさんの人が訪れますが展望スペースがここしかありません。
崖の方に岩が傾いているのでクサリの近くまで行くのも怖いです。頑張ってクサリのところまで行きましたが、あまりの高さに足がすくみそうだったので景色を見てすぐ立ち去りました。自然が作り上げたすごい光景ですが、ここではゆっくりしようと思いませんでした。

大蛇嵓~シオカラ谷下山ルート

大蛇嵓からシオカラ谷を通って下山します。
シオカラ谷から帰るルートは最初に傾斜の急な下り道になります。シオカラ吊橋を渡ると今度は傾斜の急な登り道になる道のりです。これまでの道と一変して本格的な山道になります。
登山者の中には、大蛇嵓を見たら正木峠方向に戻っていく人もいました。
正直、シオカラ谷方向は見どころな場所は吊橋くらいしかないので正木峠に戻るルートもありだと思いました。

大蛇嵓からシオカラ谷方向へ向かうと早速、傾斜の急な下り道です。
岩がゴロゴロしており、ゆっくり降りていきます。道幅は広いですが、ここから登ってくる方や上からスムーズに下山してくる人などいるので自分のペースで歩きましょう。

シオカラ吊橋

シオカラ吊橋
川辺のそばまで行くこともでき、ここでお昼を食べている人もいました。川の水も綺麗で人も少ないので落ち着きそうです。吊橋は少しゆれますが危険な感じはしませんでした。

吊橋を渡ったら登り道になります。谷を下った分登りますが、ここが本当にきつかったです。岩の階段になっていますが一歩一歩が高く、傾斜が急で体力消耗します。
階段を登りきると1キロ程平坦な道が続きますのでここで体力回復させておきましょう。

平坦な道から最後の登りです。
最初の登り道よりは歩きやすいですがすでに汗だくですごく長く感じました。階段を上りきると平坦な道になり、ビジターセンターの建物が見えてきます。
大台ヶ原登山は最初はハイキングコースでしたが、最後に本格的な登山道になる道でした。

大台ヶ原登山の感想

一言でいうと大台ヶ原、最高です。
正木峠や大蛇嵓などまったく違う景色を一つの登山ルートで見える見どころ満載登山でした。しかも、登山時間も3~4時間行って帰って来れます。登山道も全体的によく整備されていると思いますし、また違う季節に行きたいと思いました。
ただし、大台ヶ原周辺にはクマが出没するので油断はしないようにしてくださいね。

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