新たな職場で仕事を覚えるにはメモを取ることが多いでしょう。介護の現場もそうです。
いくら経験があっても覚えることはたくさんあるのでメモは必須です。
私は少しでも早く仕事を覚えるために自分でマニュアルのようなものを作っていました。マニュアルといってもメモをきれいにまとめて一目でわかるようにしたものです。
私が介護業務を覚えるために行っているメモ術を公開します。
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メモを取る手順
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STEP1業務内容を箇条書き教わったことを箇条書きでメモ
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STEP2利用者の介護内容をまとめる1人に1ページで細かい内容をまとめる
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STEP31日の流れをまとめる業務内容のタイムスケジュールを作成
介護の現場は介護業務をしながら教えてもらうことがほとんどです。忙しい中でどんどんの業務内容を説明してきます。そんな中でメモを取ってもごちゃごちゃになると思います。最初は教えてもらったことは箇条書きでどんどんメモを取ってしまいましょう。
そして、時間ができた時や業務が終わった後に自分でまとめていくと良いでしょう。
箇条書きした内容は早めにまとめる
教わったことを箇条書きにしているだけだと色々な情報が書いてあり、後からまとめようとすると暗号のようなものになっていることもあります。
ページの 最初に日にと時間を書いておくといいでしょう。そして忘れる前にまとめるようにしましょう。
〇月〇日 12:00
昼食準備
テーブル拭く
昼食のお茶出し
〇〇さん、▲▲さん とろみ1杯
食事の音楽流す テレビ消す
昼食配膳 ○○さんから出す
〇〇さん 食事介助 スプーン半分くらいの量で介助する
△△さん 歯磨き うがいはできない
▢▢さん トイレ つかまり立ちできる ひとりで立ち上がるので注意
〇〇さん お部屋でオムツ交換 終わったらフットセンサーON
昼食の食器洗う
業務の流れで教えてもらうと、仕事内容や複数の利用者のことなど説明されます。とりあえず、やったことを書いていくと良いでしょう。日にちと時間を書いていることで後でまとめるときに思い出しやすくなります。
利用者を覚えるメモの書き方
業務を2、3日すれば一通りのことは教えてもらえると思います。箇条書きした内容から利用者ひとりひとりの情報をまとめていきましょう。
まとめる際は、 食事、口腔ケア、排泄、起床介助 、寝介助、その他に分類して書くとわかりやすいです。
101号 〇〇さん
食事…普通食 とろみつける 一部介助
口腔ケア…自分で歯磨きできる 上下入歯
排泄…トイレ介助 コール押して教えてくれる
起床介助 トイレ→着替え→入歯入れる→顔洗う→右耳に補聴器
就寝介助 トイレ(夜用のパットにする)→着替え→入歯ポリデントにつける→補聴器外す→目薬指す→フットセンサーON
その他
補聴器の電池毎週金曜日交換
何度もケアに入るので覚えたことは書かなくていいです。忘れそうなことだけ記入でもいいです。 メモ帳1ページにひとりの利用者の情報を書いておくと見やすくなります。
基本的な介護の介助以外にも、性格や注意することなど、最初のうちは細かいことまでメモを残しておきましょう。
1日の流れを覚えるメモ
利用者用のメモとは別に一日の流れをまとめます。
早番
7:00 申し送り 起床介助 トイレ介助 食堂誘導 朝食準備 お茶出し
8:00 朝食 口腔ケア
9:00 排泄介助 オムツ交換 臥床 全体の朝礼
10:00 シーツ交換 体操
11:00 昼食の準備 離床 誘導 お茶の準備
12:00 昼休憩
13:00 排泄介助 昼食の片づけ
14:00 レクリエーション 介護記録 おやつ準備 洗濯
15:00 おやつ 排泄介助 物品補充 洗濯干す
16:00 ゴミ捨てして終了
業務内容をタイムスケジュールにしてまとめることで時間を見て動くことができるようになります。
業務内容を細かく仕事に抜けがないか確認することにも使えます。
自分なりのマニュアルを作って早く業務を覚えよう
正直、ここまでする必要もないかもしれません。
1ヶ月もすればそれなりに動くことはできると思いますので。それでも、独り立ちした際は不安もあると思います。マニュアルっぽいのを作っておくことで業務に対しての不安も解消されます。わからなかったらメモを見ればいいだけなので。
少しでも早く仕事を覚えることで職場に馴染めるようにもなるので仕事を早く覚えるに越したことはないです。
ここまでするのはめんどくさいと思うかもしれませんが、メモをまとめることで仕事の復習にもなりますし、教えてもらったことを確実にこなせるようになります。
メモをする姿勢や、早く仕事を覚えることで職場での評価も良くなるでしょう。
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