介護の仕事

介護士にとって排泄介助とは?排泄介助を知る

介護職に興味がある、これから介護を始めたいと思っていても、排泄介助が不安な方は多いのでないでしょうか?
3大介護でも、排泄介助は含まれているほど、介護士と排泄介助は切り離すことのできないものなのです。1日に何度も排泄介助をしなければなりません。
介護職を始めてどのくらいで排泄介助に慣れることができたか。排泄介助は介護においてとても重要な物であるので、今回は排泄介助について記事にします。
 

スポンサーリンク



排泄介助に慣れるまで

排泄介助は、尿や便の処理です。想像の通り、汚い物をあつかいます。介護を始めたばっかりの時は、排泄物の臭いや利用者の排泄介助のアプローチなどが不安な方が多いです。私もそうでした。
人にもよりますが、私の場合は1ヶ月程度で慣れました。
利用者の尿臭や便臭を嗅ぎ分けられるくらいになります。
 
トイレ介助では臭いはあまり気になりません。オムツ交換で排便があった時は臭いは気になります。
介護にとって排泄介助は臭いとか汚いのではなく、安全に排泄介助ができるかどうかが重要になります。
そして、介護士は利用者さんが尿が出なかったり便秘が続くと心配し、出た時は良かったと安心する人たちです。

介護士が行う排泄介助の種類

  • トイレ介助
  • オムツ交換
  • 尿器
  • バルーンやストマ内の処理
排泄介助と言っても利用者にあったさまざまな方法があります。一般的に多いのがトイレ介助とオムツ交換ですが、詳しく解説してきます。

トイレ介助

自分で立つことができる。または、介助で立位が保持できる人はトイレで排泄を行います。
尿意や便意があり、自分で排泄を行うことが出来れはその人の排泄介助は入ることは少ないですが、高齢になると自分で排泄を行うことが難しくなります。
食後など時間を見て介護士がトイレ誘導をして排泄介助をしています。
 
介護施設で多いケアが車いすの人のトイレ介助です。トイレの手すりにつかまってもらい立ってもらい、ズボンを下げたり上げたりする介助が多くあります。こういった人はたいてい尿取りパットを当てているので汚れていたらパット交換も行います。

オムツ交換

立位がとれない人はベッド上でオムツ交換することになります。
寝たきりなど要介護度が高い人が多いです。
テープ式のオムツと尿取りパットを当てており、テープ式が汚れていなかったらパット交換を行います。便などで汚染している場合は陰洗も行います。

尿器

使っている人は少ないですが、寝たきりでも尿意がある人などは尿器を使う場合もあります。

バルーンやストーマ

バルーンとは、膀胱に尿が溜まっているのに自力で排尿が出せない排泄障害のある人が尿道にカテーテルを入れて出すようにしています。排尿はバッグ内に溜まるので尿量を図って捨てるだけですが、排便の際はトイレ誘導やオムツ交換をしなければならないので排便の確認は必要です。
 
ストーマとは人工肛門のことで、ストーマパウチ内の便やガスを出します。
 
バルーンやストーマパウチの交換は看護師が行います。

排泄介助が辛いと感じるとき

介護職を何ヶ月も続けていると排泄介助自体は抵抗なく行えますが、辛いと感じるときもあります。

排泄拒否のある利用者の対応

認知症などで「今は出ない、もう行った」などと排泄拒否する利用者もいます。1日に何回も排泄介助を行わないといけないのに毎回拒否をされると精神的にも疲れます。
 
トイレ内で騒ぐ人もいますが、トイレ内は狭いので響きます。
数分おきにトイレに行くという利用者がいる
トイレに行った5分後には「トイレ トイレ」と訴えてくる利用者もいます。「さっき言ったばかっり」と言っても納得してもらえず何回もトイレ誘導を行うこともあります。しかし、その人だけに時間は取れないので他の利用者の介助中に一人でトイレに行こうとして転倒していることも介護施設ではよくあります。

尿汚染が続く

パット内に収まらず衣類やシーツに汚染することがよくあります。汚染した際は不衛生なので汚染した衣類やシーツの交換、洗濯など業務が増えてしまいます。汚染が続いてしまうのも介護施設ではよくありますが、思うように業務が進まず、忙しくなってしまいます。

便汚染

一番つらいのが便汚染です。
臭いもそうですが、便をふき取るには時間がかかります。便汚染衣類やシーツはこすったりしないとなかなか取れなく尿汚染の何倍も辛いです。シャワーした方が早いと、お風呂場に連れて行くことも。
認知症などでオムツ内に手を入れて便を触り、その手でいろいろなところを触る行為があればさらに大変になります。

見守りしながらの排泄介助

介護業務は排泄介助だけじゃありません。他の利用者を見ながら排泄介助をしています。
フロアに転倒の危険のある人がいる場合は、その人が立ち上がらないか気にしながら排泄介助をしなければなりません。精神的にもきつくなります。

排泄介助を行う際に心がけること

介護士が排泄介助の際に気を付けなければならないことがさまざまあります。
排泄はデリケートなことでちょっとした発言や行動で利用者を傷付けてしまうこともあります。

プライバシーの確保

これは介護士の基本的なことですが、とても大切なことです。認知症や寝たきりになると排泄のことすらわからない利用者もいて羞恥心がない人もいます。
しかし、介護士としてプライバシーの確保はしてあげてください。
排泄介助の際は扉を閉めたり、カーテンを閉めて誰も見えないような環境を作りましょう。

自尊心を傷つけない

排泄を失敗した際に、利用者を責めるような発言や態度はしないでください。介護する側も排泄介助は負担がかかるものですが、相手に寄り添った介護をするようにしましょう。
できることはやってもらう
介護士がなんでもやってしまった方が、排泄介助は早く終わります。しかし、介護とは被介護者の自立を目指すものです。できることはやってもらい、できないことのみ介護者があするようにしましょう。

パットやオムツはきれいに当てる

汚染につながります。次に介助に入る介護士にも迷惑がかかりますし、利用者にも負担がかかります。
下着がずれたままだと気持ち悪いですよね。利用者も一緒です。

水分を控えさせない

排泄に不安のある人はトイレにあまり行かないように水分を控える被介護者がいます。生きる上で水分摂取は食べることと同様に大切なことです。

まとめ

介護を始めたばかりの人は、排泄介助=汚い物ととらえて抵抗がある人もいるかと思います。慣れても排泄介助が大変と感じるときもあります。しかし、生きる上でも排泄はとても大切なことですし、介護の業務内容でも排泄介助は多く重要な物です。
排泄介助にもさまざまな介護技術はありますが、経験を積んでいけば問題ありません。
排泄介助をされる側の気持ちになって介護することが何より大切です。
 

スポンサーリンク



ABOUT ME
trissaaan
介護職をしながら旅に出るブログ。介護についてや旅先の情報を発信しています。